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プレフィックスとは?格安SIMでの通常電話・IP電話との違いを解説!

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プレフィックスとは

格安SIMの電話はプレフィックス方式を採用している会社が多く、プレフィックス通話方式だと通話品質が高いということを聞かれた方も多いと思います。

有名どころでいえば、mineo(マイネオ)やBIGLOBEモバイルがこの方式を採用していますね。

ここで、なぜプレフィックス方式は通話品質が良いの?というひとつの疑問点。

理由について知っておられる方は少ないと思いますので、通常電話やIP電話との違い、そしてメリット・デメリットまで含めたところで解説したいと思います!

プレフィックスっていったいなんなの?という方は参考にどうぞ。

プレフィックスとは

まずは、「そもそもプレフィックス方式とはなにか」から説明したいと思います。

プレフィックス方式についてざっくり言うと、

電話番号の先頭に特定の番号(プレフィックス番号)を付与して発信する通話方式のこと

プレフィックスという言葉が「接頭辞(せっとうじ)」の意味を持つ英単語であり、自立語に前節して全体を形成することで一語になるものを接頭辞というので、プレフィックス方式と呼ばれています。

ん?ちょっと分かりにくいですね。

具体的に説明すると、「-弱い」や「-やすい」という言葉の先頭の文字(この場合の)が接頭辞になります。

ちなみに、通常の電話番号の頭に付与して発信されますが、相手側の着信画面には特定番号は出ずに電話番号そのままが表示されるので、相手が不審に思って出ないんじゃないというような心配はありません。

IP電話とプレフィックスの違い

どちらとも専用のアプリを使用して発信するため、IP電話とプレフィックス方式の電話は同じようなものとして間違われやすいのですが、大きな違いがあります。

ここからはその違いについて説明していきましょう!

IP電話とは?

格安SIMでは、IP電話のサービスを提供している会社もありますが、特徴としては以下の点があります。

IP電話の特徴

  1. インターネット回線を利用して通話するデータ通信電話
  2. 電話回線よりも料金が安い
  3. 電話回線の通話と比べ通話品質が劣る(不安定)
  4. データ通信専用のSIMでもIP電話を使っての通話が可能
  5. 固定回線には電話番号が通知されない
  6. 緊急通報(110番や119番等)には発信できない

以上の点があげられます。

IP電話と聞いてすぐに思い出すのがLINE電話ではないでしょうか。

一度でもLINEで電話をされた方は、使い勝手はLINE電話と同じような感じと思われて結構かと思います。

当初は雑音が入ったり声が遅れて聞こえたりと使えないイメージが強かったのですが、最近ではかなり改善され、ごく普通に会話することができるようになりましたね。

有名どころの格安SIMでは、マイネオのIP電話アプリ「LaLa Call(ララコール)」がありますが、通話料は8円/30秒で設定されています。

通常電話の料金が20円/30秒ですので、半額以下で使えるのが大きなメリットです。

プレフィックス方式とは?

プレフィックス方式とは、インターネット回線を利用したデータ通信ではなく、通常の電話回線を使用した通話方式です。

基本的に電話回線のため、通話品質も普通に発信する電話回線と同じになりますが、特徴として以下の点があげられます。

プレフィックスの特徴

  1. 電話回線のため音質の劣化が少ない
  2. 一部固定回線への通話で相手先に着信番号が表示されない
  3. 通常の電話よりも料金が安く設定されている
  4. フリーダイヤルや、0570で始まるナビダイヤル、110番等の3桁番号へ発信できない

プレフィックス方式のメリットとしては、なんといっても通話料が安く通話品質が良いことですね。

IP電話も改善されてはいますが、会話が聞き取れなかったりでイライラした経験をされた方も多いのではないでしょうか・・・。

また最近ではmineo(マイネオ)が、固定回線に発信番号が通知されないことへの改善をしたりと、デメリット解消に向けた取り組みも行われています。

通常電話とプレフィックス方式との違い

ここまでの説明で、プレフィックス方式は通常と同じ音声通話であることは理解できたかと思います。

しかし、なぜプレフィックスは通話料が安いのか疑問に思いますよね。

ここからは、通話料が安い理由と通常電話との違いについて説明していきましょう!

通常電話の料金体制

大手キャリア(au/ドコモ/ソフトバンク)の場合、自社で電話回線設備(携帯基地局等)を所有しているので、同一キャリア間の通話であれば他社に支払う料金はありません。

ドコモユーザー間の料金体制

利用者からの通話料金がまるまる収入になるということですね。

それが、ドコモ契約の携帯からau契約の携帯へかける場合には下図のように接続料が発生し、ドコモが徴収した通話料からauに接続料を支払う形になります。

ドコモユーザーからauユーザーへの通話

接続料は、それぞれのキャリアで違いますが概ね30秒あたり2円(詳細は表1参照)で設定されています。

そして、ドコモの通話料は20円/30秒ですので利用者から徴収した20円から2円をauに支払って、残りの18円が30秒当たりのドコモの収入になる計算です。

基本的には、格安SIMで通常電話(アプリを使用しない発信)をする場合も料金体制はこの形になります。

ドコモ回線を利用している格安SIM会社であれば、利用者から一旦格安SIMに20円が支払われ、格安SIMからドコモに20円の支払いがされるということですね。

格安SIM会社が通常電話を定額かけ放題にできない理由がこのような点にあります。

【表1】

 接続料(1秒毎)
au0.055245円
ドコモ0.041562円
ソフトバンク0.056937円

プレフィックス方式の料金体制

プレフィックス方式は、中継電話設備を経由して各キャリアの音声通話回線へ接続される仕組みになっています。

そして、MVNO会社が利用者から徴収した通話料を中継電話会社へ支払い、中継電話会社から接続をしたキャリアへ接続料を支払うという流れです。

具体例で解説してみましょう!

分かりやすくするために今回は通話料を10円/30秒、接続料は2円/30秒に仮定

まずは発信者Aがドコモ回線、受信者Bがau回線の場合ですが、発信者Aは通話料10円/30秒をMVNO会社へ支払い、そしてMVNO会社から中継電話会社10円/30秒がへ支払われます。

そして、中継電話会社からドコモとauへ接続料2円/30秒をそれぞれ支払う形になります。

中継電話経由のドコモ回線からau回線への通話

この場合は徴収した10円から接続料4円を差し引いた6円が、30秒当たりの中継電話会社の利益になるということですね。

通常電話のキャリアが手にする収入と比べ、ちょっと利益が少ないんじゃないのと思いますが、その理由については後述します。

次に発信者Aと受信者Bが共にドコモ回線の場合ですが、通話料は先ほどと同じように発信者Aから10円/30秒をMVNO会社へ。MVNO会社から中継電話会社へ10円/30秒を支払います。

そして、中継電話会社からはドコモへ発信者側の接続料2円/30秒と受信者側の接続料2円/30秒が支払われます。

中継電話経由のドコモ回線間通話

つまり、中継電話会社が負担する金額は接続先がどこであろうと変わらないということですね。利益は同様に30秒当たり6円です。

プレフィックス方式が安い理由は?

プレフィックス方式の音声通話は各社で違いはあるものの、10円/30秒で設定されているのが一般的になっています。

これは通常電話の半額であり、通話品質が変わらないことを考えると料金面のメリットはかなり大きいといえるでしょう。

ここからは、なぜプレフィックス方式が安いのかについて書いていきます!

必要な設備が少ない

電話回線を構築するためには、通常携帯基地局をはじめとしたさまざまな設備が必要であり、大手キャリアはその設備を自社で保有しています。

対して中継電話会社は、中継に必要な設備だけを準備すればよいのでイニシャルコスト(初期投資)を大幅に抑えることが可能です。

つまり、投資を回収するのに必要な金額が大手キャリアと比べて少ないため、安価な料金設定ができるということになりますね。

維持・メンテナンスが簡単

簡単というと語弊があるかも知れませんが、保有している設備自体がドコモやau・ソフトバンクより圧倒的に少ないので、その分設備の維持や改修等に関する手間がかかりません。

また設備が少ないということは社員も少なくてすむので、社員が働くのに必要な事業所の借地代、そして人件費等のランニングコストも抑えることができます。

業種は違いますが実店舗を持たない楽天銀行等のネット銀行や、インターネットで契約ができるネット保険についてもコストを抑えて料金や利率を低く設定していますよね。

中継電話の考え方も同じで、必要最低限の設備だから低料金でサービスを提供できるということになります。

プレフィックス方式のまとめ

今回は格安SIMでよく耳にするプレフィックス方式の電話についてまとめてみました。

料金体制を知ることで、通常通話より料金が安い理由がご理解いただけたかと思います。

プレフィックスの主なメリットをまとめると、

  1. 普通に電話するより約半額で通話できる。
  2. 通話品質は普通に電話するのとほぼ同じ。
  3. 音声の遅延も少ない。
  4. 専用アプリでプレフィックス番号は自動付与。

以上4点になります。

反対にデメリットとしては、

  • 固定電話への着信が非通知となる。(※格安SIM会社によっては通知される場合もあり)
  • 相手側の固定回線が非通知着信拒否の場合は繋がらない場合もある。
  • フリーダイヤルや3桁番号に発信できない。

以上のデメリットもありますが、相手が電話に出ない、もしくは3桁番号に発信する必要があるときは通常電話で発信すればOKです!

個人的には料金が安いというメリットが大きいので、これから格安SIMへの乗り換えを考えている方はプレフィックス方式の通話ができる会社をおすすめします。

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